院内設備の紹介
正しい診断と精密な
治療に必要な設備
患者様の治療に対する不安を取り除くために
正しい診断と衛生的で精密な治療を届ける
ためには、それ相応の設備が必要です。
新しいテクノロジーは問題解決への
近道にもなります。
マイクロスコープと
根管治療の関係
肉眼の30倍まで
拡大観察し初期段階での
菌の発見、治療が可能です
メリット その1
経験と感だけに頼らない
目の前の真実に対応できる治療
顕微鏡(マイクロスコープ)を使った治療の大きな特徴は、肉眼では見えないものを3倍から30倍程度にまで拡大観察し治療を行えることです。
したがって、従来のレントゲンを参考にしながら経験と勘を頼りに施す治療とは大きな差があり、確実な治療ができるということになります。
メリット その2
早期発見で患者様の口腔内を
事前に守ることができます
肉眼では見えないぐらいの被せ物や詰め物の不適合部分から入り込んだ菌から、むし歯が生まれているということが少なくありません。暗く狭い根管部分(歯の根の部分や神経が入っている管)も、顕微鏡を使用すれば明るく拡大出来ます。歯周病治療、型取り、インプラントなど、歯科治療のあらゆる分野でメリットがあります。
- 拡大観察
根管治療になぜ有効なのでしょう。
根管治療をご存知ですか?
歯の中には「歯髄」と呼ばれる神経や血管を含む組織があり、むし歯や外傷によって歯髄が感染したり壊死してしまうと、歯髄を取り除く根管治療が必要になります。
例えば根管治療が必要となる病態には以下のようなものがあります。
- 歯髄炎
- むし歯が進行し歯髄にまで達する病気が歯髄炎と呼ばれます。歯髄炎は炎症が元の正常な状態に回復する場合は歯髄を除去する必要はありませんが、回復しない場合は根管治療をする必要があります。冷たいものや温かいものがしみたり何もしなくても鈍い痛みを感じる場合は一度検査を受けてみてください。
- 歯髄壊死
- 歯髄炎を放置しておくと歯髄壊死となってしまいます。冷たいものや温かいものの温度刺激による痛みは感じなくなります。歯の色が変わってきたり、むし歯があって冷たいものがしみていた歯がしみなくなったなどの症状がある場合は歯髄壊死の可能性があります。
- 根尖性歯周炎
- 骨の中まで炎症が進行すると根尖性歯周炎と呼ばれる状態になってしまいます。レントゲンを撮り、根尖部(根の先)にレントゲン透過像が認められるようになり、根尖病変と呼ばれます。
マイクロスコープを使って
確実な根管治療を
このように症状によっては、神経を取り除かなければならなくなります。
しかし、神経は取ったのに肝心な感染が取れていない状況が頻発します。根管はとても狭く複雑に入り組んだ形をしていて、簡単に感染を取りきることが出来ないからです。
根管の中は肉眼で見ることができません。これまでは、レントゲンを参考にしながら”経験”と”勘”を頼りに治療をおこなってきました。しかしその場合、見落としにより感染源が残り、再治療になる場合が往々にしてあるのです。しかし、マイクロスコープで根管内を詳細に観察することが可能になると、感染源の見落としをかなり減らすことができ、治療の成功率は飛躍的に向上するようになりました。
アメリカでは、根管治療を専門に行う歯科医師を教育する際、マイクロスコープの使用が必須となっているほどです。
一緒にご確認いただき
納得できる治療を
ご自身の口の中はなかなか見えないものです。ましてマイクロスコープで見える世界を見ることは普段できません。当院でマイクロスコープ治療を受けていただければ、口腔内の状況を画像や動画で患者様ご自身にもご確認いただくことができます。どこが悪くてどこを治療すべきなのかを大画面で詳細を知ることができるため、納得のいく説明を受けていただき安心して治療に臨むことが可能です。なぜその治療が必要かをきちんとご説明させていただきます。
CT(歯科用レントゲン)
安全かつ精密に
口腔内を調べます。
従来の医科用CTに比べて患者様へ線被曝量を大幅に減少し、
正確な3Dデータが取得できるため、慎重な診断やリスクを
回避した治療計画を立てることができます。
トリニティコア
患者様もすぐに
ご確認いただけます
レントゲンで撮影した画像をすぐにご確認いただきます。
診察や検査の結果を目で確認しながら、今後の治療計画を
話し合うことができます。
口腔内カメラ
安全かつ精密に
口腔内を調べます。
高精度の口腔内スキャナーを導入しています。
コンパクトで患者様に負担をかけることなく、
お口の中をスピーディーかつ正確に高精度な情報を読み取ります。
高拡大ルーペ
小さなものを
大きく手にとるように
暗く見えにくい口腔内をこの医療用拡大鏡を使用することで、
小さな部分を鮮明に観察することができ、
より精度の高い診断や治療が可能となります。
口腔外バキューム
きれいな治療室でなければ
口腔内もきれいにできません。
空気中に舞う、歯の粉、金属片、唾液、血液など、目に見えないほどの
細かな粉塵・汚染物質など、空気中にただよう細菌を吸い取ってくれるため、
治療室内を衛生的に保つことが可能です。